あれこれ:もうすぐ、本格的なアサード(チリ風バーベキュー)の季節がやってくる。

サンチアゴ北東部にカラン山(cerro calan)天文台という天文台がある。かってボイジャーが火星にいく際、地球が正確に太陽系のどこにいるかを測定していたらしい。
らしい、というのは、ここに行く時は常に飮みなので、聞き忘れるのだ。
この天文台はうちの学部に属していて、毎年11月にアサード大会が開かれる。物理専攻となる学生を歓迎するのが目的だ。(実はよく基準がわからない。大体量子力学を始めた学生をさすのだと思う。なにせ何の宣言もなく始まり終るのだ。みんな、勝手な時間に、バラバラにやってくる。)
平らなカラン山山頂中央部の天文台建物とほぼ同じくらいの所に、アサード専門のかまどがあって、大変うまい焼肉が食べられる。
私は、これに参加する以外では立寄ったことはない。初めて来た時、かまどのほうが天文台建物より(恐らく古く)風格があるのをみて、おもわず笑ってしまった。
当然、チリ国内の天文台にも、アサード専門のかまどが設置されているに違いない。(ALMAにもきっと....)