あれこれ:うちの師匠は、堅苦しいことやいわゆる官僚的態度が驚異的に嫌いだ。

私は、師匠がD論審査委員長をつとめた最後のD論審査会を傍聴したことがある。これは、当研究科のD論審査にふれた最初の機会だった。
D論(M論も)の傍聴者は、学生やスタッフだけでなく、被審査人のご両親も出席する(いまのところ例外なし、私が破ることになるのう)。例えば、2つ上の代のスペイン人留学生の場合もそうだった。つまり晴れの舞台でもある。
このとき、見事にノーネクタイで現れて、他の委員から指摘されていた。やっぱりビートルズ世代なのかのう。ちなみに、一般チリ人だけでなく他のスタッフも、こういった場では正装を好む。
ところで、師匠の次は普通の性格の教授がD論審査委員長を務めていたが、今年からは割と堅い性格の教授が務める。はてさてどうなるやら。